８月１３日セブからストップオーバーで上海へ

セブ第２ターミナルのラウンジで休んだ後は３時間ほどで上海へ。

帰りは何とビジネスクラス。昨年も娘にビジネスクラスを体験させました。これも社会経験。ラウンジもビジネスクラスじゃないと入れないし（プライオリティパスもあるけど）、将来ビジネスクラスで世界をまたに活躍してほしいってことを言いながら。

思った以上にビジネスクラスの飛行機はヒットのようです。行きはテレビもない飛行機だったのですが、ビジネスクラスは大画面のテレビもあるしゲームもできるし。何か特別なものを感じてくれた。。かなと。

さて上海について最初にトラブったのはキャッシングできるATMが全然ないこと。中国銀行のATMは故障してるし。結局違うターミナルまで移動し交通銀行のATMで無事キャッシング。実際フィリピンと違い、カード社会なので無理にキャッシングしなくても良かったかも。ただ、さすがに現金無いのは不安でした。

ちょっと時間ロスをしましたが、上海ストップオーバーした最大の目的。それは　Maglevリニアモーターカーに乗ること！おそらく息子がおとなになる頃には日本にも開通しているでしょうけど、今の所世界でもっとも早い電車。たった８分だけど、430キロのスピードが出ます。このスピードに息子も興奮。

そして、もう一つはこちらも世界一の展望台（高さは2位）の上海タワーへ。2016年にできたらしいですが、デザインもかっこよく、展望台への価格設定も強気。チケット買うため長い列に並び、3000円程払って展望台へ。空から見る大都会上海は素晴らしい！

結局、上海で楽しめたアクティビティはその２つだが、最後まで息子に感動を味わってもらえたかなと。

この親子留学が息子にとってどの程度の価値があったか今の時点ではわかりません。ただただ私の自己満足かもしれません。

自分も小さい頃、父親に連れられて日本アルプスを巡ったり、サイパンでダイビングライセンスをとらせてもらったり、様々な思い出はあります。厳しく自己中な父親だったので、正直その頃は苦痛な部分もありました。しかし、今、父親の気持ちが非常に良くわかります。父親は勤務医ではあったものの、私ぐらいの年齢からしょっちゅう海外でスキューバーダイビングを楽しんでいました。どうしてそんなに休めるの？っていうくらい。偉くなるということは目指さず、楽しむことを追求していました。その血をもれなく引き継いでいるのが自分なのかも？？

父親がなくなったのが57歳。徐々にその年齢に自分が近づきつつあります。父親が亡くなった翌年には自分も父と同じ病気が発見され、死を意識しました。幸い早期発見で根治したのですが…そこで悟ったのは（当たり前なことですが）人はいつ死ぬかわからない。人生は楽しんで何ぼ。今も未来も楽しもう！というものでした。

それから10年以上たった今も生き続けることができています。しかしながら、その間に病気で亡くなったり自殺した友人、同僚も何人かいます。自分としては2,018年現在、今でも生きていることは本当にありがたいことです。

次回、このような長期間の親子留学、旅ができるかは分かりません。人生100年時代と言われていますが、人間はサヨナラもいわずに、不意にあっけなく亡くなったりします。亡くなった人もfacebookの履歴が残っており、未だに亡くなったことをしらずに誕生日おめでとうのコメントが入ったりしています。あっけない幕切れを迎えるかもしれませんが、それまでに如何に充実した、日記にかけるような日々を送れるかが自分にとって重要かなとしみじみ思います。

息子との素晴らしい４週間を心の中で振り返りながら、遠きセブへの再来を子供たちといつかできることを夢見て…

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